寺子屋東生田だより

2025年10月の寺子屋

★10月1日(水)第11回学習支援教室 
 第1グループ(2年1組・2組、3年3組・4組)
 異学年交流 《2年生》17名、《3年生》9名参加

 3段重ねの積み木図で、積み木を何個使っているか問うプリントは
 わかる子は正解していましたが、いくつか積み木が抜けているなど
 見えない部分がわからない子がいたので、一段目がいくつ、二段目
 がいくつと数えるよう伝えたところ、丁寧に数えて正解できまし
 た。漢字を二つ選んで書く問題は、問いを読まないで書いている
 子もいました。学校で習字の授業が始まっていないため、
 「半紙」という言葉がわからない子がいました。
 
 お楽しみタイムは、前回の話し合いで希望の多かった以下の四項目
 ①折り紙 ②ぬり絵 ③ねり消し ④消しピンを行いました。
 各自、希望のテーブルに着きましたが、ねり消しを選んだ子が
 多かったです。宿題、プリントの時は騒がしかった子も、ねり消し
 を始めると集中して行っていました。消しピンとねり消し両方
 したいと言う子が、ねり消しを先に始めたところ、ねり消しで時間
 が来てしまい、消しピンはできませんでした。     

子ども達の様子  

★10月8日(水)第12回学習支援教室 
 第2グループ(2年3組・4組、3年1組・2組)
 異学年交流 《2年生》13名、《3年生》8名参加

 宿題のない子が多かったようで、その子たちはプリントをしました。
 プリントをやりたくないと言う子もいましたが、積み木の
 プリントを渡したところ、ゲーム感覚で集中して行っていました。
 漢字ドリルには、その学年で習う読み方だけ書いてあり、音読みと
 訓読みの両方を習うわけではないため、漢字自体は知っていても
 寺子屋プリントで習っていない読み方が出てくると分からない子が
 いました。
 
 お楽しみタイム(体育館での異学年交流)は、ドッジボールと
 バスケットボールを行いました。自分のやりたい方に参加しまし
 た。ボールを使う遊びではなく、折り紙をしたいという子がいた
 り、ドッジボールで転んでいじけている子もいましたが、暫く
 するとやり始めていました。ドッジボールでは、皆が少しでも
 ボールに触れるようにという配慮からか、ボールを取ったら
 自分で投げるのではなく、他の子に渡して投げさせようとする子
 がいました。体力的に片手でボールを投げるのが難しいのか、
 ボールを片手で投げないで、両手で投げる子が多くいました。
 バスケットボールでは、クラブチームに入っている2年生が
 3年生をフォローしていました。

子ども達の様子  

★10月15日(水)第13回学習支援教室《2年生》29名参加

 プリントの漢字パズル(漢字穴埋めクイズ)がおもしろかった
 ようで、いろいろ考えながら頑張っていました。
 毎回の振り返りで子どもたちが問題をよく読まないで回答する
 ことが指摘されているため、寺子屋プリントは問題を
 よく読んでから答える内容のものを用意するようにしています。
 字をていねいに書いていない子には、根気強く伝えていきます。
 騒がしい子がいて、友だちからうるさいと注意されていました。
 
 お楽しみタイムには、寺子屋川柳を書きました。
 川柳を思いつかず、時間内に書けない子もいました。
 その後の伝言ゲームでは、背中にひらがな一字を書いて列ごとに
 行いましたが、子どもたちの背骨が突き出ていて字を指で書いて
 も伝わりにくく、全く違う文字が伝わってしまった列もあり
 ました。

 2年生 寺子屋川柳
 (★文字については子どもが記載した通りに転写しました。)       

子ども達の様子 子ども達の様子

★10月22日(水)第14回学習支援教室《3年生》17名参加

 迷路をしながら途中に書かれた漢字を使って熟語を作るプリント
 で、最初の漢字の「手品」をてひんと読んで、こんな組み合わせ
 の漢字はないから迷路の道順を間違えているのではと思い込み、
 悩んでいました。「てじな」と読むと伝えるとはっとした様子で
 納得し、続きはスラスラ解いていました。同様に、式場を
 『しきば』と読むなど、迷路は合っていても漢字の読みに自信が
 なく次に進めない子もいました。音読み、訓読みを答える問題は
 わかる子でも、自分で漢字を組み合わせる問題は、難しかった
 ようです。
 
 お楽しみタイムには、寺子屋川柳を書きました。思い浮かばないと
 言う子に、何でも良いと伝えると、何首か作っていました。
 5、7、5の字数にこだわって書いている子や、
 用紙を何枚も使って、沢山書いている子もいました。
 その後の伝言ゲームは2年生よりスムーズで、3試合できました。
 焦って字を忘れてしまう子や、背中に何回書いてもらっても
 わからない子もいました。ゲーム中、列で背中に書く時には
 合っていたのに、全体で回答する際、他の列の発表を聞いている
 うちに自分の答えを忘れてしまい、違う字を言っている子が
 いました。合っているのに「○?」と自信なさげに発表したり、
 前の子と違ったりすると、その後に言う子たちは自信がなくなって
 いました。

 3年生 寺子屋川柳        

  子ども達の様子 子ども達の様子  

★10月29日(水)第15回学習支援教室 《2年生》30名参加

 「かいとうKをさがせ!」というプリントでは、メモの指示通りに
 迷路を進んで行くのですが、「つきあたり」の意味が分からない子
 がいました。提示された漢字を使って絵に合う文を書こうという
 プリントでは、子どもなりの様々な絵の解釈があり、意味が合って
 いれば良しとしました。
 
 お楽しみタイムのハロウィンのかご作りでは、隣の子にくっついた
 り、友だちを追いかけ回したり、少し騒がしい子もいましたが、
 はさみを使用するので落ち着くように促しました。
 かごに貼るシールは、自分の気に入ったものがもらえなくて泣いて
 しまった子がいました。

子ども達の様子

★10月11日(土)第3回体験活動     
  《児童》3名  《保護者》1名  《幼児》1名
  《講師》1名  《スタッフ》2名     参加

 「ハロウィンのアートで楽しもう!」
 講 師: 有北 いくこ さん
     (かわさき色ものがたりメンバー・アート講師)
   
 かわさきの資源に由来する20色のオリジナルのかわさき折り紙
 (多摩川の水色、禅寺丸の柿色、南武線の黄色など全20色)を
 を使い、ハロウィンカードやお面・紙袋を作りました。
     

子ども達の様子       
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